SSブログ

秋の登山、事故を起こさないためには! [冬山]

スポンサーリンク

薄毛は飲み薬で治る時代!悩まないで挑戦してみて下さい

紅葉が一段と綺麗な季節、しかし秋の山には危険が多い


寒さが厳しくなってきましたが、今年は暑い夏から一気に冬を感じさせるような気温に一気に低下し体調を崩している方も多くみられます。

気温が下がれば、秋の山には紅葉に楓や蔦等が赤く色づき始め各地で見ごろのシーズンに、そして散策にも丁度良い季節になるのです。

八ヶ岳紅葉.jpg



秋の季節感を楽しもうとしてる私たちですが、どうしても避けられないことが多々ある事をこれから述べさせて頂きます


秋の登山シーズンを迎え20230年9月1日から岐阜県高山市の北アルプスの登山口で、山岳遭難を防止するための警備活動が始まりましたが、皆さんもTVやメディア等でご存知だと思います。

報道によりますと岐阜県警では、遭難などが起きた際に迅速に救助に向かえるよう警備を開始し、週末を中心に穂高岳酸素ぷに3人の警備隊員を常駐させるほか、パトロールなどを実施しています。


近年中高年の登山者の遭難や事故が増えており、岐阜県警では無理のない登山を呼び掛けています。





長野県で秋山遭難マップを作製

これは長野県魅力発信ブログ内で「秋山の遭難事故に注意!!秋山遭難マップを更新しました」と云う事です。

秋の登山シーズンに合わせて、登山者の入山注意報が出ている中で安全にそして山に登る方が事故を起こさないよう、会わないようにするために毎年作成されているものです。

<秋季八ヶ岳7件の死亡事故のうち、主な死亡原因は発病と滑落です!>

〇「適正な登山計画づくり」、「体調がすぐれない時には無理をしない」等の取り組みで事故を防ぎましょう。
〇特に頂上付近での滑落は生死にかかわるため、十分気を付けましょう。
 
赤岳.jpg



<台風や寒冷前線の動向に注意し、防寒対策をしっかりと!>

〇登山に適した気候ですが、台風の関院や寒冷前線の通過時には天気が崩れ、強風が吹き荒れるため注意が必要です。また頂上付近は冷え込むため防寒対策をしっかりしましょう。


<転落、スリップ、落石に注意>

〇横岳、赤岳、阿弥陀岳稜線、地蔵尾根の各岩場、県境尾根の大天狗~赤岳及び赤岳展望荘への回り道、大同心・小同心、文三郎新道はしご場上部~赤岳頂上直下は転落に注意しましょう。南八ヶ岳一帯は岩質がもろいため、落石・浮石にも注意しましょう。

〇蓼科山将軍平~山頂の登山道は傾斜した1枚岩があり、スリップに注意してください。7合目登山口~頂上は落石に注意が必要!

ダウンロードはこちら↓
秋山遭難マップ(八ヶ岳全域)
(原文のまま)





秋山で遭難しないためには

私は登山に関しては低い山でのトレッキングしかしたことが有りませんが、それでも山の怖さは知っています。

書店やインターネット上などでは、初心者や私のように経験の少ない登山者を引き付ける魅力的な情報が簡単に得られますが、果たして大丈夫なのでしょうか?多くの専門家の意見を聞いてみると、「そのような情報を鵜呑みにして山選びをすると大変なことになるよ」と笑われてしまいました。


なるほど、自分の力量に合わせた山選びをする事か!・・・力量を超えて、不慣れな岩稜歩きで転倒や滑落をしたり、体力不足による疲労のために動けなくなってしまうなどの遭難が後を絶たないのだとか。

つまり、「この山面白そうだから、綺麗だから、簡単に登れそう」では、なくこの山なら今の自分でも登れるかも!等と地図やガイドブック遭難マップなどを参考にして、登りたい山の体力的な強度、技術的な強度、難易度、コースなどの危険性などを調べ、メンバーや自分の力量より難易度を下げた山を選ぶことが大事だと云う事です。

八ヶ岳.jpg



特に秋は日増しに日没時刻が早くなり、日帰りの予定で入山したものの予定より時間がかかり、夕方遅くまで行動しなければならないことも有りますよね。

行動中や下山途中に日没を迎え、ヘッドライトなどの照明器具を持っていなかったために動けなくなってしまった等の事例は沢山あるそうで、日没時刻を考慮した余裕のある行動を心掛ける事が大事と云えるでしょう。

秋山ばかりではなく登山をする以上はヘッドライトは必需品として私も携帯はしています、夜の山は怖いですから、例えヘッドライトが有っても視界も狭くなり道に迷いやすく危険と隣り合わせになります。


天気予報を確認し、中止や撤退の早めの判断を

前述していますが、山の気候は寒冷前線や台風、低気圧等によって早く変化しやすいと云われており、特に秋山は夏山と違い昼間は暖かくても朝晩は気温が氷点下になる事も、北アルプスなどの高山では氷が張ったり雨が雪に変わる事も珍しくないそうです。

特に、登山を予定している山域の天気予報に「低気圧の通過」や「寒冷前線の通過」の「寒気の流入」「一時的な冬型の気圧配置」等の用語が有れば、山は吹雪などの大荒れの天気が予想されるとか、そのような気象条件での登山は、視界不良による道迷いや、低体温症の危険性が非常に高くなり命への危険が高くなります。


この様に、行動中に悪天候に遭遇した場合は途中で引き返す、あるいは天候が回復するまで行動を控えるなどの判断が求められますし、事前に悪天候が予想される場合などには登山そのものを中止るなどの検討をしましょう。


他にも山小屋や、テント場の営業状況や期間を確認しておく事も忘れないように、そして祭儀になりましたが「登山計画書」を作成して、家族や友人に渡して置いたり、登山入り口にある事務所などに提出しておくことで登山行動を分かりやすくしておくことが大事です。

素晴らしい秋山を楽しむ為には、県によっては登山計画書の提出を義務付けているところもありますので、山を登る前にしっかりと調べておくことが大事ですね。






参考文献および資料
認定特定非営利活動法人日本防災士機構 防災士教本
一般財団法人日本消防設備安全センター 自衛消防業務講習テキスト
一般社団法人東京防災設備保守協会 防災センター要員講習テキスト
東京都首都直下地震帰宅困難者等対策協議会 事業所における帰宅困難者対策ガイドライン
総務省消防庁 防災マニュアル
防災対策推進検討会議 自動車で安全かつ確実に避難できる方策
気象庁・局地的大雨から身を守るために 防災気象情報の活用の手引き
内閣府 防災情報のページ
環境省 人とペットの災害対策ガイドライン
長野県諏訪地域振興局 長野県魅力発信ブログ

より





スポンサーリンク



タグ:遭難 滑落 秋山
スポンサーリンク
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:地域

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。