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初めまして、今日から防災ブログをはじめます [冬山]

身近な危険を知りましょう。

筆者は団地型大型マンション(4棟建・総戸数681戸)の防災管理室や、486床のベッド数を誇る二次医療施設(病院)、24階建ての企業ビル(社員及びスタッフ数含み1200名)の防災センターに勤務していた経験をもとに、防災士(日本防災士機構認定)としての知識や経験から、身近な防災について述べていきたいと思っています。

災害には天災(大型台風や地震)、自然災害(突然起こる土砂崩れや雪崩)、人災(我々の人為的不可抗力で起きてしまった災害、原発事故や沖縄首里城火災など)が有ります。

これらは規模が大きいのでまた改めて個別に様々な観点からご紹介していく予定でいます。


今日の問題提起は冬山です。

最近もありましたよね、外国人グループが北海道の大雪山系旭岳に入山したアメリカ国籍で30歳代とみられる男性が行方不明になった事件です。

自然の雪山を滑るバックカントリー(BC)スキーやスノーボードですが、ここ数年続いて北海道を含め各スキー場などではスキー中の雪崩遭難が相次いでいるのです。

特に北海道のBCは「JAPOW(ジャパウ)」と呼ばれており、水分の少ない上質なパウダースノーが楽しめるのだそうです。


外国人には人気が高く観光客としては有りがたいのですが、BCに入られる事によって雪崩や滑落の危険が有るのです。

実際に、1月30日に占冠村中トマムの山中でBCをしていたフランス人8人の内38歳の男性が雪崩に巻き込まれ、翌朝に北海道警山岳救助隊によって心肺停止状態の男性が発見されましたが、その後死亡が確認されています。


スキー関係者の話によりますとコース外というだけでなく、安全なスキー場管理区域外の外へ柵を超えて出て行ったそうです。

同様の事故が2月1日中頓別町のスキー場でも発生していますが、この2件の事故を調査した日本氷雪学会北海道支部の雪氷災害調査チームは、積雪中の弱い層が壊れて広範囲で一斉に雪が崩れる表層雪崩が起きたと発表しています。





BCスキーでは雪山登山の知識や備えが必要ですが、スキー場の管理区域外のため明確な決まりは有りません。

最近スキー場から気軽に雪山へ出て道に迷う人などの遭難が相次いでいますが、実は冬山の救助活動には二次災害が付きまといます、つまり救助隊員も事故にあう恐れが付きまとっている!その事を知らない人が多いのです。


救助隊だって自然の力にはかないません、其れでも危険と背合わせにして救助活動をしているのです。

これは冬山ばかりではなく夏山でも、落雷や落石大雨などで発生する濁流や土砂石流、土砂崩れなど山では絶えず二次災害がいつ起きても不思議ではないのです。


対策として

冬山に入るにはある程度の知識や経験が必要です、しかし、管理されているスキー場内では安全が確認されている為、誰でもスキーを滑る楽しさを味わえます。

しかし、BCスキーやスノーボードになりますと話は別になります、ある程度の経験と知識、そして装備が必要になります。


装備品としてビーコン(電波送受信機)が必携ですが、BCに入る方はこのビーコンを持って入る人が少ないのです。


BCは一般的に手付かずの自然が残っていますが、雪のない時に安全性を考えて整備されたスキー場と違い農林業などレジャー以外の目的で整備されている為、安全性は保障できません。

また、雪の下がどのようになっているのか分かりませんよね、整備されていない場所を滑る訳ですから見えない起伏・岩・木の根など、板が外れるなどのわずかなミスでコントロールが出来なくなって死に直結する可能性もあります。


因みに、BCでの遭難の場合、捜索・救出費用はほぼ全額が自己負担(救急車は無料で救助ヘリも無料(一部の地方行政は有料))になっているそうで、かなり高額になるそうです。




参考文献および資料
認定特定非営利活動法人日本防災士機構 防災士教本
一般財団法人日本消防設備安全センター 自衛消防業務講習テキスト
一般社団法人東京防災設備保守協会 防災センター要員講習テキスト
東京都首都直下地震帰宅困難者等対策協議会 事業所における帰宅困難者対策ガイドライン
総務省消防庁 防災マニュアル
防災対策推進検討会議 自動車で安全かつ確実に避難できる方策
気象庁・局地的大雨から身を守るために 防災気象情報の活用の手引き
内閣府 防災情報のページより



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バックカントリーを楽しむには [冬山]

危険との隣り合わせでもルールや装備品を整えれば安全に楽しめる


筆者は登山愛好家では有りませんし冬山登山やスキーは好きではありません、と言っては身も蓋も有りませんが膝を故障しているため、冷たい環境は古傷が痛んで多くの方に迷惑をかける事を知っています。

自分の体をコントロールしないで冬山に入って身動きが取れなくなってしまう・・では本末転倒ですよね、私は滝行自称愛好者として同じ様な経験をしています。


楽しむ為には自分を知ること、体力で有ったり技術で有ったりですがよく言われる身の程知らずは自然にとっては危険な存在に、其のためにルールを知る事や経験者達と一緒にツァー等に参加して技術を向上させる事が大切ではないでしょうか。

前述したようにBCスキーやスノーボードはとても危険ですが、バックカントリースキーを楽しむ雪山は魅力とともにリスクと背中合わせの世界でもあり、自然の厳しさを理解しないで雪山に入ると言う事は決してしてはいけない事を知るべきです。





経験値を積むこと

各県内にはバックカントリースキーツァーを主催している団体が有ります。

冬山を熟知している方々が主催してると言う事で、機材の扱い方やルール、ビーコンの使い方、レスキューの方法などを学ぶ事が出来るそうです。


自分の命は自分で守る事、これは冬山ばかりではなく、海のスキューバーダイビングでも言われるそうです。

機材の扱い方、パニックにならない方法、レスキュー方法等をある程度知っておけば安全ですよね。


BCはゲレンデと違い周りの景色や自然を眺める事で雪山を満喫させてくれるそうです。

BCスキーで一番楽しくて興奮するのが滑走ですが、圧雪されていない大自然の雪原を一気に滑り降りるのですから最高な気分になれる事でしょう。


タイミングが良ければ、まっさらなフカフカのパウダースノーを滑る事が出来るわけで、サーフィンで波に乗っているような感覚を味わえるそうです。

しかし、このパウダースノーは危険を併せ持っていますので注意は必要です。


前述していますが、表層雪崩を起こしやすいという特徴を持っています。

一般のスキーヤーやスノーボーダーにとって専門知識を習得するのは難しいかも知れませんが、ガイド同行ツァーに参加して、プロのサポートを受けながらBCを楽しんでみてはいかがでしょうか。



参考文献および資料
認定特定非営利活動法人日本防災士機構 防災士教本
一般財団法人日本消防設備安全センター 自衛消防業務講習テキスト
一般社団法人東京防災設備保守協会 防災センター要員講習テキスト
東京都首都直下地震帰宅困難者等対策協議会 事業所における帰宅困難者対策ガイドライン
総務省消防庁 防災マニュアル
防災対策推進検討会議 自動車で安全かつ確実に避難できる方策
気象庁・局地的大雨から身を守るために 防災気象情報の活用の手引き
内閣府 防災情報のページより

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スノーモービルが雪崩を誘発 [冬山]

実際に発生してしまった雪崩誘発事故



今回で三回目の冬山に対するKY(危険予知)を提案してきましたが、今日のは実際にあったアメリカでの事故についてです。

2月17日アメリカコロラド州のスキー場のベイル付近でスノーモービルが誘発したとみられる雪崩が発生し、ライダー2人が死亡したのです。


コロラド雪崩情報センターが16日に発表したところによりますと、雪崩は15日午後・標高3000m付近で起きました。

一緒に走っていた、もう一人のライダーは自力で脱出し当局に連絡をしたと言う事です。


ライダー2人の捜索が始まりましたが、現場付近の気象条件が悪く、チームの安全を優先して同日夜にいったん中断16日になって遺体が収容されました。

現場付近は現在でも雪崩に危険が高まっていると言う事ですが、この3日間で人的被害が出たり樹木が二つに折れたりする規模の雪崩が20件報告されています。


人為的な誘発による雪崩は前触れものなく突然発生し予想することは非常に難しいと言う事で、移動する場合は30度以上の急斜面を避けて安全を確保するよう呼び掛けています。



人為的誘発における雪崩とは


表層雪崩新設雪崩と呼ばれ古い積雪の上に新たに雪が降り積もった時にこの新雪部分が滑り落ちる現象で、雪崩のほとんどが表層雪崩と言われ、特に真冬の大雪が降った時は警戒が必要だと言われています。


表層雪崩に対して全層雪崩が有りますが、全層雪崩は積雪と地面との間にザラメ上の脆い雪の層が出来たり、雪解け水が流れる事などによって雪の層全体が滑り落ちる現象です。

暖かくなった春先などに発生しやすいのが特徴ですね。





雪崩のスピードは意外と速く、普段私たちが歩く速さは時速5キロメートル程度ですが、雪崩の速さは全層雪崩で時速40~から80キロメートル、表層雪崩では時速100~200キロメートルと言われておりますが新幹線並みと言えますよね。


雪崩は大きな音(衝撃)等によっても起こるそうですが、雪崩には大きく分けて3つの前兆があると言われています。


1)雪崩の前兆を知り雪崩を回避

① 雪面に亀裂がある ② 雪面にシワがある ③ 斜面に雪玉がコロコロ落ちてくる


こんな積雪面を見つけたら注意が必要ですね、特に雪に衝撃を加えるなんてもっての外ですぐにその場から離れましょう。


2)雪崩発生時は横に逃げる

雪はまっすぐ下に流れる性質がありますので横に逃げましょう。
あなたがどんなに早くても雪崩のスピードには勝てませんが、横には崩れていない場所が有るのです。


3)降雪に埋もれたら大声で助けを呼ぶ

大声を出して助けを待ちましょう。その際、口の雪は吐き出して気道を確保することも大切です。

大切なのは準備をすること、ビーコンは必需品ですね、自分で自分を守る事を忘れてはいけないのです。


雪の状況は地元の人たちしか知りません、地元の人たちの意見をよく聞いて楽しむようにしましょう。

遭難した時に助けてくれるのは地元の人たちなのですから、其処を忘れないでくださいね。


遭難することを考えて遊べるかぁ!!なんて思う方は雪山やバックカントリーに入らないほうが良いですね。

最悪になった時を常に考えておいてください、自然はそんなに甘くはないのですから。



参考文献および資料
認定特定非営利活動法人日本防災士機構 防災士教本
一般財団法人日本消防設備安全センター 自衛消防業務講習テキスト
一般社団法人東京防災設備保守協会 防災センター要員講習テキスト
東京都首都直下地震帰宅困難者等対策協議会 事業所における帰宅困難者対策ガイドライン
総務省消防庁 防災マニュアル
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雪崩と土砂災害との類似点 [土砂災害]

雪崩と土砂災害は構造的に似ている

雪崩の怖さを3回に分けて紹介しましたがいかがでしたでしょうか?

バックカントリー(BC)スキーを楽しんでいる方には自重を求めると共に、スキー場管理者の方も柵の外に勝手に出ていったで終わらせる事なく、注意喚起の徹底をお願いしたいものです。


其れ位しているよ、相手が勝手に行ってしまうんだから仕方がないよ。

外人さんは話を聞いてくれないかいから困るよ。

勝手に行く彼奴らが悪い、しったことか!!


では、危険災害を減らすことができませんし、最近増えている実態を考えていくと更に行方不明者や雪崩に巻き込まれる犠牲者が増える可能性が高いのです。

行政に任せるのではなく民間レベルで何とかしていかなければ行政は動きません、動いてくれません。


災害危険予知について一番知っているのはその地域に住んでいる住民であり、スキー場であれば管理者です。

BCに入りそうな人がいれば見つけて事情を説明するなり装備の確認をしてあげて、不備があれば直すなり不足に対しては貸与する必要性があると思います。


BCに入山して迷子になったり、行方不明になったり、雪崩に巻き込まれたりした場合に捜索するのは地元の方々なのです。

見て見ぬふりするよりは、おもてなしの心、日本人特有のお節介で危険災害を防ぐことが出来ると考えていますが如何でしょうか!



雪崩と土砂災害の類似点について

雪崩については表層雪崩全層雪崩があると言うことを説明してきましたが覚えていますでしょうか?

実はこれを土砂災害に当てますと表層雪崩表層崩壊全層雪崩深層崩壊という名前に変わるのですが、雪か土砂かと言うだけの問題なのです。


たしかに雪と土砂では比重が違いますから破壊規模は違いますが、原理は同じだと言うことです。

表層雪崩は山等における土砂崩れ、いわゆる山津波と呼ばれる現象で表面の土砂崩れ手落ちてくる現象、簡単に言えば山に行きますと落石注意などの表示板がありますがほかに土砂崩れ注意と書かれたものもあります。


落石は表面に有る石や岩などが風化して支えが無くなり、または剥がれ落ちるもので斜面崩壊と呼ばれています。

表層崩壊は表面ばかりではなく土壌を含んだ崩壊で土石流、ガケ崩れ、地滑りなどは分類したときの呼称です。






全層雪崩と深層崩壊の類似点についてですが、全層雪崩は固い土の表面とか固い雪の間にミゾレ状の部分が出来たとき、表面の重さによってズレが生じて滑り落ちる現象です。

深層崩壊は、固い岩盤と表面の土壌層が何らかの原因によってズレが生じて滑り落ちる現象です。


普通、山の表土は0.5meterから2meter程度と言われており、深層崩壊はこれより深い所から斜面が崩れる現象です。

原因としては大雨や地震、雪解け水等があげられます、岩盤の中に小さな割れ目がたくさん入っているような所に大雨や雪解け水が大量に染み込むと水は割れ目に溜まりその圧力で岩盤が崩れます。


また、そういう場所に地震の強い揺れが加わると岩盤が崩れ深層崩壊が起こるのです。

関東ロームでは土丹と呼ばれる水分の多い粘土層があり、大雨などで水分が粘土層の表面を柔らかくする為土砂が滑りやすくなり地震などの揺れで斜面崩壊が進むと言われています。


このように考えると、雪と同じように土壌でも起きていることが理解できるのではないでしょうか。

深層崩壊と全層雪崩は水分が関与しており、表層崩壊と表層雪崩は比重の差、もしくは固さの違いによって起こるズレが生じて滑り落ちる現象なのです。


家を建てる場合には、建てる家の土壌調査をしたうえで基礎杭を打ってその上に建てるなどの工夫が必要ですね。

皆さんの記憶にあるかは不明ですが、数年前に茨城県の河川崩壊の時に白い家だけが流されていません・・・と放送されたことが有りましたが、基礎杭の上にしっかりと建てられていた為に流されなかったのです。


地震でも基礎杭の上に立っている場合、土壌とのズレが生じないために揺れが少ないと言われています。


参考文献および資料
認定特定非営利活動法人日本防災士機構 防災士教本
一般財団法人日本消防設備安全センター 自衛消防業務講習テキスト
一般社団法人東京防災設備保守協会 防災センター要員講習テキスト
東京都首都直下地震帰宅困難者等対策協議会 事業所における帰宅困難者対策ガイドライン
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防災対策推進検討会議 自動車で安全かつ確実に避難できる方策
気象庁・局地的大雨から身を守るために 防災気象情報の活用の手引き
内閣府 防災情報のページより

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冬山スキーの装備品とは [冬山]

冬山スキー備えあれば安全が確保できる可能性も


BC/バックカントリースキーやスノーボードを楽しむには、まず自己責任でしっかりとした行動をとることが大切です。

自己責任と言っても様々な考え方を持っている方が多いので、ここはまず考え方を改めて自己責任は装備の類いだけ、そして自らアクシデントが起きた場合に速やかに適切な対処が出来る事が出来るという自己満足感でしょうか。

自己責任だからと言っても、遭難・行方不明になれば多くの方が救助に向かい、もしかしたら二次災害に巻き込まれる可能性もあるのです。


ですから自己責任で、これからBCに入りますよという届け出をする、装備や技術は自己責任で揃えて身につけておく、という意味での自己責任です。

遭難・行方不明になっても誰も探しに行かないと云う訳では有りません、自己責任だから仕方がないんじゃないの!それだけでは終わらないのが社会の通念、私たちは決して一人で生きている訳ではなく多くの方の支えの中で生きているので、どのような事がっても救助に行きますし捜索をするのです。


初心者がBCに入るのは自殺行為に等しいと言われています、そのため雪山に入る前には、必ずガイドによる安全講習を受けて最低限の知識と技術を身につけましょう。

またBCでの滑走は、圧雪されたスキー場のゲレンデとは全く異なるため、天候によってその場での状況判断が必要になる事もあるのだとか、斜面によって地形も雪のコンディションも違うためガイドの指示を守って行動することが大切だそうです。







BCに入る準備とは?

BCに入るには其れなりの準備が必要と言う事で、服装や装備、食料など雪山で行動する状況ならではの道具が必要になります。

服装はゲレンデと違い汗をかくことが多いそうで、体を冷やしてしまう事もあるため、行動中でも容易に脱ぎ着やすいものを着用しましょう。


インナーは綿素材は乾きにくいため体を冷やすと言う事でNG、化学繊維・スリーフなどは軽くて保温性が高いのでお勧めだとか、アウターはスキーウェアなど風や雪を防ぐものが適しているそうです。

その他にも、防寒のためのスキー用のグローブや帽子、日差し対策としてのゴーグルやサングラスなども用意しましょう。



三 大 神 器
雪山に入るための三種の神器と言われているのが「ビーコン(電波送受信機)ゾンデ棒(グローブ)スコップ」です。

万が一同行者が雪崩に巻き込まれた場合のレスキューに必要なアイテムなのです。


自己責任で安全講習に参加して使い方を学びましょう、そしてこれらの品を用意することも大事なのですが、これらを全て揃えると高額になりますので、レンタルしてくれる所もあるようで、事前に予約などをしておきましょう。

前述しましたが、何の装備もなく準備もしないでBCに入るのは自殺行為に等しいのです。


万が一を考え、軽食や糖分の補給が出来る飴やチョコレートなどの嗜好品も用意しておきましょう。

保温水筒に温かい飲み物を入れて持っていれば、水分補給にもなりますし体を温める事が出来ます。


入念な対策が命を守りますし、BCを楽しむ事が出来ます。

安全を確保されているゲレンデとBCの違いをよく理解して、黙って柵を超える事の無いよう必要な届け出を出したり情報を得てから入るようにして楽しんでください。


参考文献および資料
認定特定非営利活動法人日本防災士機構 防災士教本
一般財団法人日本消防設備安全センター 自衛消防業務講習テキスト
一般社団法人東京防災設備保守協会 防災センター要員講習テキスト
東京都首都直下地震帰宅困難者等対策協議会 事業所における帰宅困難者対策ガイドライン
総務省消防庁 防災マニュアル
防災対策推進検討会議 自動車で安全かつ確実に避難できる方策
気象庁・局地的大雨から身を守るために 防災気象情報の活用の手引き
内閣府 防災情報のページより



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防災士の役割とは! [防災士]

誰でもなれる防災士


皆さん,防災士という言葉を聞いたことは有りますか?現在日本中に防災士のと呼ばれる資格者が18万人以上おり各地域で活躍されています。

お天気予報で気象予報士の方や、役所や消防士の方々、町の中の地域ボランティアをしている人の中にも防災士は居ます。


そうなんです!意外と身近なところに防災士は居るんですが、残念ながら資格は持っているが活動はしていないという方も多いのです。

その一人であった私ですが、ブログで防災の在り方を皆さんに知ってもらいたい、そして誰でもちょっとした行為で災害から身を守る事が出来る事を知ってもらいたいのでブログで発表していくことに決めたのです。


皆さんに、貴方の住んでいる地域の危険を予知して其処ら協力して出来る範囲で防ぐ、率先して逃げる事をしてもらいたいですね。


防災士とは??(防災士教本から)

“自助””共助””協働”を原則として社会の様々な場で防災力を高める活動が期待され、そのための十分な知識と一定の知識・技能を習得したことを、日本防災士機構が認証した人です。

防災士の基本理念

自助ーー自分の命は自分で守る
自分の安全は自分で守るのが防災の基本です。災害時に命を失ったり、大けがをしてしまったら家族や隣人を助ける事が出来ません・・・・・。
まず自分の身を守るために日ごろからの身の回りの備えを行い、防災・減災に関する知識と技能を習得し絶えずスキルアップに努めます。

共助--地域・職場で助け合い、被害拡大を防ぐ

個々の人の力には限界があります。地域・職場の防災力を高めるため、日ごろから近隣はもとより、地域や職場の人たちと協力して、防災・減災のための啓発活動に努めます。
災害の規模が大きければ大きい程、公的な救援活動は直ぐに期待出来ないことも多く、その地域の人々が手を取り合って、自分たちの手で救助・応急活動を実施しなければなりません。
・・・・・・・・・・・。

協働ーー市民、企業。自治体、防災機関等が協力して活動する

日ごろから、地域の防災コミュニティの形成に積極的に参加し、防災・減災に関わる多様な組織、団体との連携を心掛けると共に、地域に密着した防災意識の啓発、防災訓練等の活動を通じして、お互いに顔の見える関係を作り上げ、災害に対する事前の備えがある地域社会づくりに貢献します。
また、大規模債が被災地への救援・支援活動について「助け合いの精神」のもと、可能な範囲で同志を募り、ボランティア活動を行うことが期待されています。






上記を読んでいただいてわかると思いますが、基本は自分の命は自分で守る事です。

そして災害が有るとよく聞かれる行政は何をやっているんだ!!、規模が大きくなれば情報収集に追われる行政に、できるだけ多く今欲しいものを伝える事、で行政は動きやすくなるのです。

批判より今の状況や必要な情報を伝える事を優先しましょう。


1人:10.000人・・・これは行政担当と住民の比率ですが、住民数はもっと増えるかも知れませんが行政の人間は少ないのです。

10万人規模の市の場合、危機管理課にいる職員は10人程度、そして土木や水道課、環境管理課などが協力して動くのですが、それでも自分の持ち場が主で動きますから危機管理課に派遣できる職員はせいぜい増えても10人程度しょう、其れで大規模災害に対処するのです。


いや、市の職員はもっといるよ!うちの役職員は300人いる・500人いるよと言われるかも知れませんが責任を持つ担当職員は少ないのです。

まして2~3年たつと移動してしまいますから引継ぎが上手くいっていない場合は地域との連携は途切れてしまい、また最初から始めていかなければならないのです。


これらは行政管理の欠点と言えるでしょうね、移動という形で責任放棄が出来るのが行政職員、これは騒がれている児童相談所の職員でも同じですね。(無責任とは言いません、移動は仕方がない事なんです)

ちょっと道が外れてしまいました、地域と行政の連携は上記の通り、連携が無ければ成り立たないと言う事を忘れないでください。


防災士に興味のある方はこちら日本防災士機構を訪問してください。

防災士の活動方法は様々です、私のようにブログで発信するものもいればボランティア活動をするもの、地域コミュニケーションを図る人もいます。


人其々ですが基本理念の自助、共助、協働を推進啓発することを考えて行っています。


参考文献および資料
認定特定非営利活動法人日本防災士機構 防災士教本
一般財団法人日本消防設備安全センター 自衛消防業務講習テキスト
一般社団法人東京防災設備保守協会 防災センター要員講習テキスト
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防災士になりたい人へ! [防災士]

私も防災士になりたい


防災士になるにはどうしたら良いのでしょう。

まず防災士になりたい方は日本防災士機構のホームページを訪問しましょう。


日本防災士機構は、阪神・淡路大震災の教訓の伝承と市民による新しい防災への取り組みを推進し、我が国の防災と危機管理に寄与することを目的に平成15年に創設されたのです。

国を初めとする公的な財政支援によるものではなく、純然たる民間自立の発想と、民間パワーによる努力によって地域防災力の向上に貢献しています。


現在、全国の地方自治体や国立大学等の教育機関、民間研修期間において積極的な防災士の要請の取り組みが進められ、それぞれの地域の自主防災組織や学校、福祉施設、事業所等での防災士の配置・活用の動きが広まっています。(日本防災士機構HPより抜粋)


現在、防災士は188.009人(2020年1月末時点)の方が誕生しそれぞれの地域で活躍しています。

防災士資格を取得するには一般的な方法消防・警察官の現職及びOBなどの方が「特例制度」を使って取得する方法とがあります。


筆者は、一般的な方法で防災士の資格を取得いたしました。


ステップ①
日本防災士機構が認証した研修機関が実施する「防災士養成研修講座」を受講し「研修履修証明」を取得する

ステップ②
日本防災士機構が実施する「防災士資格取得試験」を受験し合格する(受験料=3000円)。
但し受験資格は前項研修講座の履修証明を取得したものに限る。

ステップ③
全国の自治体、地域消防署、日本赤十字社等の公的機関、またはそれに準ずる団体が主催する「救急救命講習」(心肺蘇生法やAEDを含む3時間以上の内容)を受け、その終了証を取得すること。
(防災士の認証登録申請時に5年以内に発行されたものであってかつ、その講習の発行者が定めた有効期限内の藻を対象とする)日本防災士機構HP・防災士になるには、より抜粋





研修申し込みは?

私の場合は、一般的な方法から受講申し込みをしました。

防災士研修センターHPから研修講座日程を確認し研修講座受講を申し込みますと、会場研修日程日の3週間前に教材一式が届きます。


分厚い防災士教本と防災士試験対策ブック、そして事前課題(履修確認レポート=研修時に提出します。)が送られてきました。

内容として31項目ありますが、しっかりと読むことで事前課題も終わらせるようになっていますので確認しながら終わらせるようにしましょう。


事前課題が出来ていませんと研修時に提出した時に添削され、不備があれば再提出となってしまいますので注意が必要です。

2日間の研修を経て、2日目終了後に防災士認定試験を受けまして合格しました。


防災教本.jpg


試験合格1カ月後に合格証書と証明書が送られてきまして、晴れて防災士として活動が出来るのです。

研修内容ですが試験とは関係なく、防災士としての活動するための知識、技術などが主となっています。


学生には割引制度がありますし、前述してあるように消防士や警察官などに特例制度もあります。

また、地方自治体によっては助成制度もありますので資格取得に利用してみてはいかがでしょうか。


防災士は地域の防災力向上を目指し、また率先して災害時に動ける人材育成を目指しているのです。

あなたもぜひ参加してみてはいかがでしょうか、防災士の一人としてお待ちしております。



参考文献および資料
認定特定非営利活動法人日本防災士機構 防災士教本
一般財団法人日本消防設備安全センター 自衛消防業務講習テキスト
一般社団法人東京防災設備保守協会 防災センター要員講習テキスト
東京都首都直下地震帰宅困難者等対策協議会 事業所における帰宅困難者対策ガイドライン
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防災対策推進検討会議 自動車で安全かつ確実に避難できる方策
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