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火災を発見したらあなたはどうします? [火災時の対応]

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万一、火災を発見したらあなたのやるべき事は!!!!


私達が万が一火事を発見したときにやるべき事は・・・・ビル火災でも述べていますが私達がやることは「通報」、「消火」、「避難(誘導)」の3つです。

どれを優先するかは其の時の延焼状況にもよりますが、ここで判断を誤ってしまうと自分の命も、また多くの人の命も失うこと繋がるのです。


命を守ることを考えますと、避難を優先すべきなのですが、初期消火できる段階で避難をしてしまうと、被害を拡大させてしまうことになってしまうのです。

「避難するか」「消火するか」を判断する上で重要なことは自分で出きる「初期消火の限界」を知って置くことが大切です。


旅行や出張、または新年会や忘年会など飲食店や旅館・ホテル等を利用する場合、一番最初に行ってもらいたいのは「非常口」と「避難経路の確認」です。

併せてどこに消火器や消火栓があるか等も確認する習慣をつけましょう。


火災の避難では、一酸化炭素等の有毒ガスを含んだ煙を吸い込まないことが重要です。

日頃から避難方法を身に付けたり、火災訓練に参加してみるなどしておくことも大事です。



初期消火

万が一、火災を発見したら「火事だ!!」と大きな声で近くの人に知らせると同時に、火が小さいうちに火を消し止めましょう。

初期消火の限界は「炎が天井に達するまで(自分の背丈位まで)」であり、天井に燃え移るほど炎が拡大してしまたった時には、何を於いても避難することを優先しましょう。


台所など出火危険度の高いところには消火器(買う前に有効期限を確認しましょう。有効期限=製造より10年)を備えておくとよいでしょう。

消火器の使い方は簡単ですが、イザと云うときに慌ててしまい使えないなんて事もあるかもしれません。


防災訓練などに参加して使い方を学んでおくと良いでしょう。

消火器の使い方


たった一杯のバケツの水でも大きな消火能力を発揮します。普段から庭先やベランダに水バケツを用意しておくと良いでしょう。

バケツリレーを行うときには、火元に向かって二列に並び、水の入ったバケツをリレーする列と空になったバケツをリレーする列とします。


バケツにいれる水は6~7分目にします。いっぱいにいれると途中でこぼれるし、子供や高齢者では重くて運べなくなってしまいます。







火災時の避難のポイントとは?

火災時には絶対に煙を吸ってはいけません、出来るだけ息を止めて避難することがもっともよい方法なのです。

自宅では、手で確認しながら壁伝いに屋外に避難してください。


煙は上から下へ層をなすように下がってきますので、床上にスレスレの所には空気が残っていて、視界もはっきりしており、そこの空気を吸いながら避難する方法があります。

ただし、身を低くすれば良いと云うわけではなく、空気を吸うには「顎を床につけるようにして、手は肘までつけ、足だけで進む」のが基本姿勢です。


部屋に空気がある場合は、ポリ袋などに空気をいれて、其の空気を吸いながら避難する方法もあります。


ビルや商業施設の場合には炎や煙が拡散しないように、防火戸(防火扉)や防火シャッターで防火区画を形成します。

其のため、避難するときに防火戸や防火シャッターが閉じられている可能性があります。


其のときには慌てずに防火戸を開けるか。防火シャッターの場合は近くに潜り戸がありますのでそこから避難してください。

此のとき、開けた扉は必ず閉めることを忘れないでください。

無事に避難できたら、絶対に建物の中に戻らないでください。そして、到着した消防隊に逃げ遅れの有無や避難状況を伝えてあげましょう。


*以前は、火災から逃げる際に濡れたハンカチで口を覆う・・・と云うことを聞いた方もいらっしゃるかと思いますが、現在は其のようなことは指導していません。

ハンカチで口を覆う、これは煙を吸い込まないためには有効です、無い場合は腕やシャツなどでも構いませんがそれに捕らわれすぎないようにしましょう。


ハンカチを濡らす時間より、早く安全な場所に避難することが最優先だと云うことを忘れないでください。


参考文献および資料
認定特定非営利活動法人日本防災士機構 防災士教本
一般財団法人日本消防設備安全センター 自衛消防業務講習テキスト
一般社団法人東京防災設備保守協会 防災センター要員講習テキスト
東京都首都直下地震帰宅困難者等対策協議会 事業所における帰宅困難者対策ガイドライン
総務省消防庁 防災マニュアル
防災対策推進検討会議 自動車で安全かつ確実に避難できる方策
気象庁・局地的大雨から身を守るために 防災気象情報の活用の手引き
内閣府 防災情報のページより




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