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土砂災害対策とは [土砂災害]

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土砂災害から人命を保護すための対策としてハード対策と、ソフト対策が上げられる。



土砂災害対策に上げられるのは砂防堰提などの構造物によるハード対策や、雨量などを指標とした警戒避難対策、土砂災害に対する啓発活動などを主とするソフト対策などが上げられます。


土石流対策

土石流の発生過程として次の3つが上がられます。

① 山腹崩壊土砂がそのまま土石流になる。

② 山腹崩壊土砂が係留をせき止めて天然ダムを形成し、それが決壊して土石流となる。

③ 渓流に堆積している土砂が流水で強く侵食され土石流になる。

等が上げられるため、対策として1)土石流の発生源を抑える山腹工や砂防堰提の整備、2)土石流の流れを細くする砂防堰提の整備、3)土石流を安全に流す渓流保全工(流路工)の整備が主な対策となります。


スリット式砂防堰提.jpg


最近の工法として、環境を考えて渓流の上下流を阻害しないスリット式の砂防堰提も多く施行されていると言う事です。

同時に山地の後輩による土石流と共に流下する流木も大きな問題となっており、土石流と合わせて砂防堰提などで対応しています。


地滑り対策

自然的な要因で発生する地滑りの誘因は、、豪雨や長雨、融雪などによる地下水の供給増加が原因と考え有れています。

なので、雨水や地表水が地滑り地に入らないようにすることや、地滑り内の地下水位の上昇を抑え低下させることが需要と云えるでしょう。


地下水排除工.jpg


対策としては表面排水路工やボーリングによる地下水排除工等が上げられ、また地滑り土壌の切土や盛土を行い地滑りの安定を図る事も考えられます。

こうした地滑り地の地形や地下水等の自然条件を変化させることで、地滑りを止めようとする工法を抑制工法と呼び、杭やアンカーなどの構造物で直接地滑りを止める工法を抑止工と呼びます。





急がれるソフト対策

多くの土砂差異が危険個所が有るのに対して、公共事業の実施状況の整備率は低いと云われ、さらに公共事業予算の大幅な減少によって整備の遅れにさらに拍車をかけていると言われています。

毎年1000件以上の土砂災害が発生し、国民の生命・財産が脅かされている状況には変わりはないのです。


土砂災害対策として、前述などによるハード対策によるのが最善であることは今までの事業効果を見れば歴然なのですが、しかし、ハード対策による整備には限界がある現状で、住民の命を土砂災害から守るにはどうするべきであるか?基本は「自分の命は自分で守る」事と言えるでしょう。


ソフト対策には、

1)「どこが危ないのか」を知る事から始まり、国は土砂災害危険個所調査を行い、箇所が特定できると、地方公共団体は地域防災計画に組み込むことになっています。

また、ハザードマップなどの作成や配布により知らせる自治体も有ります。


2)「いつ危ないのか」、地震や火山活動に伴う土砂災害は、その誘因が地震・火山であって「いつ」を特定する事は非常に困難ですが、しかし、殆どの土砂災害は、長期間に降った斜面や渓流に、短期間の強度の大きい雨量が集中することで発生する場合が多いのです。

そこで、土砂災害が発生した時の雨量と、強い雨量が降ったにもかかわらず土砂災害が発生しなかったときの雨量に関するデータを収集・解析し、発生ゾーンと非発生ゾーンの領域を特定することで、土砂災害警戒避難基準雨量を決めているのです。






行政情報と、住民の避難行動

土砂災害警戒避難基準雨量などのシステムにより各都道府県の砂防担当部局と気象庁によって、市町村ごとに土砂災害警戒情報が発令されています。

土砂災害の前兆現象を把握することは避難の目安となりますが、ただ、土砂災害には必ず前兆現象が起きるとは限らず、むしろ起きる事が稀であることを認識しなければなりせん。


避難行動の目安.jpg


市町村は地方公共団体として、住民の生命身体及び財産を災害から保護するために、当該市町村の地域に係る防災に関する計画を作成し、実施する責務が生じます。

そして市町村長は、災害が発生すする恐れがある場合等において特に必要と認める地域の居住者等に対し、避難勧告等を発令する権限が付与されています。


もし避難勧告等が発令されたとしても、「立ち退きをしない事により被害を受けるのは本人自身である」ことなどの理由により、この避難勧告等には強制力は伴っていません。

これは一人一人の命を守る責任は行政にあるのではなく、最終的には個人であるという考え方にあるからなのです。


したがって、行政の責務は、住民一人一人が避難行動を劣る判断が出来る知識と情報を提供する事であって、住民はこれらの情報を参考に自らの判断で避難行動をとる事なのです。




参考文献および資料
認定特定非営利活動法人日本防災士機構 防災士教本
一般財団法人日本消防設備安全センター 自衛消防業務講習テキスト
一般社団法人東京防災設備保守協会 防災センター要員講習テキスト
東京都首都直下地震帰宅困難者等対策協議会 事業所における帰宅困難者対策ガイドライン
総務省消防庁 防災マニュアル
防災対策推進検討会議 自動車で安全かつ確実に避難できる方策
気象庁・局地的大雨から身を守るために 防災気象情報の活用の手引き
内閣府 防災情報のページより




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