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台風が来る前に備える事とは [風水害]

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台風の備えは上陸する前に行いましょう


台風が連続して南太平洋沖で発生していますが、10月7に現在も台風17号が日本列島に近づき大きな被害を出すのでは…、と注意を呼び掛けています。

台風は毎年日本列島に大きな爪痕をもたらしていますが、怖いのは台風の影響によって秋雨前線が活発になり、強風と激しい大雨によって被害が大きくなる事なのです。


防災早めの避難.jpg



台風の接近や上陸によって暴風雨になってしまった場合、私たちが必ず守らなければならい事は「外へ出ない」ことではないでしょうか。


そんなの無理だよ、仕事もあるし買い物だってしなければならないんだから。

稲穂が垂れた田圃が心配だし、河川が切れたら心配だから見に行かないと…


等々、皆さんの思惑も分かりますが、暴風雨になる前に台風情報に耳を傾け早めの対応が必要なのです。





暴風雨時の対策と注意とは

台風の際は、建物内で通り過ぎるのを待つのが基本であり、通過している時にむやみに外に出ないようにすることが大切で、河川や用水路などの見回りは止めましょう

屋根や窓、壁などの補修は、風が強くなってきた時や雨が強くなった時には飛んでくるものや屋根上などでは風で煽られて落下するなどの危険が有るため、台風が近づく前に済ませておきましょう。

買い物なども買いだめをする等し、なるべく早めに対応しておくことが大切ですね。


暴風雨時には大雨によって河川や用水路の水が溢れ、その周辺には激しい水の流れが出来ることが有ります。

マンホールや用水路の蓋が開いているのに気づかずに落ちてしまうケースも多くあるため、雨が降っている時に近づかない事です。

また急な増水の恐れがあるため、雨が止んだ後でも、河川や用水路の周囲だけではなく、流れのある水の側には決して近づかないようにしましょう。


情報収集が大事.gif



大雨による土砂災害の危険が高まった時には、土砂災害警報が発表される場合があります。

土砂災害警戒情報が発表された場合には速やかに避難する事が大切で、発表されていなくても「斜面から小石が落ちてくる」、「湧水が濁る」等の前兆現象が見られた場合には、安全を確保したうえで避難すると共に自治体や消防など関連部署に報告しましょう。


地下施設などにいる時には、外で雨が降っている状況などが分かりずらいですよね、その為、地上が冠水した場合など避難路から一気に水が流れ込み、地上に避難する事が困難になる恐れがあります。

地上に出てからも指定の避難場所に移動するよりも、近隣の2階以上の丈夫な建物に避難(垂直避難)する方が安全な場合も有るため、周囲の状況を確認し総合的に判断して行動するようにしましょう。

台風時にはエレベーターを使わないようにしましょう、もし暴風によって送電線が切れ停電になる事も有るため エレベーターの使用は極力避けたほうが良いですね。





避難をするには

地方自治体など行政から避難指示が出た場合には、高齢者や乳幼児などの要支援者・要配慮者を優先に自動車等を使って速やかに安全なところに移送しましょう。

高台などの避難所や親類縁者の家、福祉施設等を利用すると良いでしょう、但し、事前にその場所が安全な避難場所であるかなどは確認しておきましょう。


避難所の裏に山が有ったり、近くに河川がある場所は出来るだけ避けることが大事で、自治体でも状況によっては避難所が危険と判断した場合には安全な避難所へと移動してもらうことも有るからです。

避難場所が遠い時には頑丈な建物で2階以上に垂直避難をする事ですが、在宅避難も同じように2階以上に避難するようにしましょう。


避難をする場合には戸締りをして近所の人に声をかけ一緒に徒歩で避難しましょう、自動車での避難は極力避けましょう。

長靴ではなく、ふだん履き慣れた運動靴やトレッキングシューズなどは冠水した道路も比較的歩きやすく、両手を開いてる状態にし非常品はリュックに入れて避難しましょう。


前述してますが避難する際には周囲の状況を確認してから避難所へ向かうのですが、膝丈以上の水深(約50センチ以上)で浸水が始まっている場合には無理に避難をしないで、2階もしくはそれ以上に避難するようにしましょう。


避難する際には可能な限り複数人で、浸水している場合には傘など棒状の物を使って地面を探りながら避難すると良いでしょう。

ヤカンに避難するのは大変危険なので、テレビやラジオ、自治体の避難情報などに耳を傾け出来るだけ明るい時間に避難しましょう。





暴風から備える準備

台風は強風を伴うため、屋根や家の周りの物にも注意が必要で、風で屋根瓦が飛べば怪我で済まされない事故になる事もあります。

事前に雨漏りなどの心配がないか、外壁のひび割れなどはないか、雨戸の具合は大丈夫かなど確認しておきましょう。


台風時には早めの避難を.jpg



テレビのアンテナや倒れる可能性のある塀、自転車や鉢植えの様に飛ばされる恐れのあるものは、ロープで固定したり屋内にしまったりといった対策をしておきましょう。

排水溝のつまりが原因で、道路や庭などに雨水が溜まると、地下室や駐車場で被害が発生することも有ります。


ベランダの排水溝や雨どいが、落ち葉やゴミなどで詰まっていると、2階以上への浸水や天井裏への浸水などが発生することも有るため、排水設備関係の点検・清掃は普段から心掛けるようにしましょう。

低地や川沿いの住居には、浸水をせき止めたり浸水の時間を遅らせたりする事が出来る土嚢の活用も有効ですが、土嚢がない時にはゴミ袋に水を入れて水嚢を作り、コンクリートブロックで小手したり、水の入ったペットボトルを段ボールに詰め簡易の堤防にすると云った代替え方法なども有ります。


テレビやラジオ、自治体などのの確かな情報を得る事で避難準備を進め、要支援者や要配慮者などは自動車等で避難する事、そして出来るだけ明るいうちに隣近所に声を掛け早めの避難をしましょう。



参考文献および資料
認定特定非営利活動法人日本防災士機構 防災士教本
一般財団法人日本消防設備安全センター 自衛消防業務講習テキスト
一般社団法人東京防災設備保守協会 防災センター要員講習テキスト
東京都首都直下地震帰宅困難者等対策協議会 事業所における帰宅困難者対策ガイドライン
総務省消防庁 防災マニュアル
防災対策推進検討会議 自動車で安全かつ確実に避難できる方策
気象庁・局地的大雨から身を守るために 防災気象情報の活用の手引き
内閣府 防災情報のページ
環境省 人とペットの災害対策ガイドライン

より





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