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できていますか我が家の防災対策 [防災対策]

地震や火災にも、事前に備えてほしい防災対策


いざと云う時に備え、災が自の対応や連絡方法など「災害時の我が家のルール」を家族全員で話し合って確認していますか?。

いやっ、まだ何もしていないよ!

昨年は話し合ったけど忙しいから、ことしはまだ。

子供たちがそれぞれ独立したから何もしていないよ。

会社の勤め先だって知らないのに?。・・・・等々


一度話し合い、確認したからといって、安心しては行けません、必ず一年に一度は家族会議を行いましょう。



家族会議で話し合っておくべき事とは

1、ハザードマップや被害想定から、自分の住む地域の災害リスクを確認しておく。

2、大地震に備えた我が家の安全確認(自宅内の危険箇所・安全な場所)をしておきましょう。

3、避難場所や避難所への連絡を、昼間と夜間、それぞれ実際に歩いて確認しておきましょう。

4、家庭内での備蓄品(期限切れの食品や薬がないかなど)と保管場所の確認をしておきましょう。

5、非常持ち出し品の準備(季節によって中身が違ってくることに留意)をしましょう。

6、消火用品、防災資機材などの準備をしておきましょう。

7、災害時の対応の確認をしておきましょう。(高齢者がいる家庭では其の避難方法、ガス栓・ブレーカーの措置など)

8、家族同士の連絡方法の確認をしておきましょう。

災害ダイヤル(171)や災害伝言板などの安否確認ツールの利用やTwitter、LINE等を有効に使いましょう。

また、被災地から離れた親戚などの家を中継移転にする方法などもありますので、有効な手順、方法の確認を必ずしておきましょう。


災害はいつ来るかわかりません、今すぐ?30年後?それは誰にも分からないのです。

地震学者が予測することは困難だ、現状では地震が起きる可能性だけは分かる、日時・時間については予測はできない、だから備えは必要だ・・と述べています。







防災用品について

防災用品は様々な災害を想定しますと、必要と思われるものが際限無く増えてしまいますよね、それをすべて揃える事は金銭的にも物理的にも不可能なことです。

家族特性や地域特性によっても必要な防災用品は変わってきます、其のため、自分達で何が必要か考えて揃えなければ本当に役立つものは揃いません。


防災用品は、できる限り「普段から使えるもの」を揃える、あるいは「普段から使うように心がける」事が大切と言われています。

防災倉庫に厳重に鍵をかけ、災害時以外は使用させないように管理してケースも見られますが、普段から使っていないものを災害時に使いこなせるとは思えないのです。


自主防災組織で備えている防災用品は、お祭りや、盆踊り、餅つきなど、日常の地域活動等で使うことに慣れておく事が大切ではないでしょうか。



地震への備えについて

地震はいつどこで起きるか誰にもわかりません、またこうすれば絶対に助かると云う方法も存在しないのです。

私達がしなければならない事は、まず建物の安全性を高めるなど「命を守る」「怪我をしない」ための環境づくりが地震対策の第一歩と言えるのです。


地震が起きたときには、その場の状況に応じた適切な対応を取り、「命を守り抜く」事です。

命を守り抜くことができなければ、いくら地震後の備えをしても役に立つことはありません。


地震で建物が倒壊すると、中にいる人が怪我をしたり死んでしまうばかりではなく、「火災が発生しやすい」、「道路を塞ぎ、救援活動を妨げる」、「避難生活が長期化し、復旧・復興が遅れる」と言うことにも繋がるのです。

大地震では家具類が転倒し、部屋中にものが散乱し、思い家具などが胸部を圧迫すると、呼吸できなくなり、窒息する恐れがあります。


家具は倒れるだけではなく、食器棚の食器などが落下・散乱して怪我を誘発し、避難行動を阻害する要因にもなっています。

ピアノは部屋のなかで動き回り、テレビや電子レンジなどの家電製品は中を飛ぶと云う平常時には想像しがたいことが起きているのです。


命を守るだけではなく怪我をしないためにも家具類の転倒・落下・移動防止対策を実施しましょう。

ポール式やストッパー式、粘着マット、L字金具式など様々な固定具がありますので売り場の方と相談して設置・固定しましょう。




参考文献および資料
認定特定非営利活動法人日本防災士機構 防災士教本
一般財団法人日本消防設備安全センター 自衛消防業務講習テキスト
一般社団法人東京防災設備保守協会 防災センター要員講習テキスト
東京都首都直下地震帰宅困難者等対策協議会 事業所における帰宅困難者対策ガイドライン
総務省消防庁 防災マニュアル
防災対策推進検討会議 自動車で安全かつ確実に避難できる方策
気象庁・局地的大雨から身を守るために 防災気象情報の活用の手引き
内閣府 防災情報のページより


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